この度の令和6年能登半島地震により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興そして被災された皆様の生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。
運転中に地震が起きたらどうする?注意点と対処法
運転中に地震が起きたら、パニックにならずに冷静に行動しましょう。
地震を感じたら、次の3つのステップに従ってください。
– ステップ1:周辺車両に合図して安全に停車する
地震を感じたら、すぐにハザードランプを点灯して減速を開始します。
しかし、周りの車も地震に気づいていないかもしれません。
そのため、急ブレーキや急ハンドルは避けて、周辺車両に合図しながらゆっくりとスピードを落とします。
道路の左側や非常駐車帯に空きがあれば、そこに停車します。
停車したら、エンジンを切ってキーを差し込んだままにします。
– ステップ2:車内で情報収集をする
停車したら、揺れが収まるまで車内で待機します。
このとき、慌てて車外に出るのは危険です。
車内は簡易シェルターとして、頭や身体を守ってくれます。
また、車載のAMラジオやスマートフォンなどで、地震の規模や震源地、津波の有無などの情報を収集します。
この情報は、次の行動を決めるために重要です。
– ステップ3:状況に応じて避難する
揺れが収まったら、車外に出て周囲の状況を確認します。
道路に亀裂や倒木などの障害物がないか、建物や橋梁に損傷がないか、火災やガス漏れの臭いがないかなどをチェックします。
もし、津波警報が発令されている場合や、海岸や河川に近い場合は、速やかに高台や避難所に向かいます。
もし、車を置いて避難する場合は、ドアをロックせずに窓を閉めておきます。
車を運転して避難する場合は、道路の損壊や信号機の停止などに注意しながら、渋滞を避けて安全な場所に向かいます。
運転中に地震が起きるというのは、想像するだけで恐ろしいことですが、事前に対処法を知っておくことで、自分や他人の命を守ることができます。
地震に備えて、常に注意深く運転しましょう。